こんにちは、Ksukeです！今回は、SIGMAから新たに登場した「28-45mm F1.8 DG DN」について掘り下げてみたいと思います。フルサイズ対応でF1.8通しというズームレンズ、かなり画期的なレンズですね。SIGMAの「Art」ラインということもあって、性能や画質には期待大ですが実際はどうなのでしょうか。
画期的なF1.8通しズーム
まず注目すべきは、やはりフルサイズ対応でF1.8通しのズームレンズという点。ズーム全域でF1.8の明るさをキープできるというのは、暗所での撮影や、背景を大きくぼかしたい時に大きなメリットになります。特に室内や夜間の撮影では、シャッタースピードを上げてもISO感度をそこまで高くする必要がないので、クリアな画質が保てるというのが嬉しいポイントです。
単焦点と遜色ない描写力
SIGMAの「Art」ラインだけあって、画質は最上位。他サイトの作例を見る限り、単焦点レンズと見分けがつかないほどの解像感があります。特に、45mmのテレ端ではとろけるようなボケがあり、ポートレートやクローズアップ撮影では非常に魅力的な描写力を発揮しそうです。明るさも手伝って、背景が美しく溶け込むような写真が撮れるのは、このレンズの大きな特徴でしょうか。
28mmでは狭い？45mmでは足りない？
一方で、焦点距離に関しては少し悩ましいところ。28mmは一般的には広角域ですが、風景を撮るにはやや狭く感じることもあります。そして45mmはポートレートには向いているものの、もう少し寄りたいシーンでは「物足りない」と感じるかもしれません。風景やポートレート両方をカバーしたい場合、やや中途半端に感じる焦点距離レンジかもしれません。
重量と価格はどうなのか？
次に気になるのが重量と価格。このレンズは約960gと、F2.8通しのズームレンズと比べるとかなり重めです。フルサイズカメラに装着すると、持ち運びの負担は少し大きくなるかもしれません。価格も約22万円と、決して安いレンズではありませんが、SIGMAのArtラインの性能を考慮すれば妥当な価格とも言えます。
単焦点 vs ズームレンズ
この28-45mm F1.8 DG DNを選ぶかという事ですが、個人的には、単焦点レンズの方が画質や使い勝手が優れている場面も多いと感じます。特に解像感を重視する場合や、超高画素機での使用を考えるなら、単焦点の選択肢が勝ることが多いです。
また、F2.8通しのズームでも十分明るいと感じるシーンが多いので、F1.8の恩恵をどれほど受けるかは撮影スタイルに依存する部分かなと思います。
まとめ：みなさんはどう思いますか？
個人的には、28-45mm F1.8はSIGMAらしい独自路線でとても魅力的なレンズです。ただし、風景撮影で広角が欲しい方や、ポートレートで85mmや135mmを使いたい方には、やや焦点距離に不満が残るかもしれません。また、重さや価格も考慮すると、単焦点やF2.8通しのズームで十分ではないかという気もします。
SONYから24-70mm F2.0が発売するのではないかという噂もあるので動向を見守りたいと思います。
この新しいレンズ、皆さんはどう思いますか？
