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バレエダンサーで語る思想の体現。

バレエという表現者を撮る

バレエは肉体を通じた、物語と感情の表現の追求。
指先やつま先まで研ぎ澄まされた表現と訓練によって極限まで高められた芸術。
しなやかな曲線、あるいは鋭い一瞬の静止。そのすべてが言葉を持たない感情の言語。

技術や動きの中に込められた、喜び、苦悩、愛、怒りといった表現。
芸術を磨く事で現れる苦労と悦び、作った表情ではなく、心の中からあふれる感情。


感情の深度

一枚一枚の写真に物語を入れ込む
起:舞台袖の不安と、張り詰めた集中力。

承:無心で宙を舞う、純粋なエネルギー。
転:最高の到達点。確信に満ちた、強い眼差し。

結:安堵。全てを出し切った後の、深い静寂。

思想表現のツール

主役は被写体の個性。光と影はダンサーの内面に呼応する、感情の濃度。
背景や小物は盛り上げるための演出

表現の具現化。それは道具を選ぶ行為。
機材とポストプロダクション。単なるツールではない。
機材やソフトウェアはの選択は、思想や哲学を伝える手段。

合わない道具とは決別する。選び抜かれたものだけが残り、淘汰の先に自己表現が見える。
それは自分の体の一部であり、思想の道具。

撮影機材

Canon EOS R6Ⅱ 
SONY α7RⅢ
RF85mm F1.2 L USM
SUMMILUX-M 50 mm f/1.4
ほか

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