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ブラックミストフィルターを使って都内イルミネーションを撮影してみた

こんにちはKsukeです。今回は「ブラックミストフィルター」を使って都内のイルミネーションを撮影してみたのでシェアしたいと思います。フィルターに興味のある方、特にイルミネーションや夜景撮影にチャレンジしたい方にピッタリです。写真好きなら「ブラックミスト」って聞いたことがあるかもしれませんが、実際にどんな効果があるのか、ホワイトミストフィルターとの違いは何か、そしてどんなシチュエーションで使うのがいいのかを詳しく見ていきたいと思います!


ブラックミストフィルターとは?

まずは「ブラックミストフィルター」について簡単に説明します。このフィルターは、写真に柔らかさと雰囲気を加えるためのもので、特に光源が多いシーンでその効果が顕著に現れます。例えば、夜の街灯やイルミネーション、車のヘッドライトなど、強い光源がある場面で、光の輪が柔らかく拡散し、写真全体にシネマチックな雰囲気を作り出します。

ブラックミストフィルターの主な特徴は、「ブラック」という名前が示す通り、光を少し抑えつつもディフュージョン効果を発揮する点です。そのため、ハイライト部分はやや控えめに、でもしっかりと存在感を保ちながら、全体的に落ち着いたトーンを演出します。これが、都会の夜景やイルミネーションの撮影にぴったりな理由です。lightroomなどのアプリで撮影後にシネマチックに雰囲気を変える事もできますが、微妙な光の加減はレンズやフィルターでしか表現ができません。


ホワイトミストフィルターとの違い

「ホワイトミストフィルター」との違いについても触れておきましょう。ホワイトミストフィルターは、光をより広範囲に柔らかく拡散させる効果が強く、全体的に明るくソフトな印象を与えるのが特徴です。これに対し、ブラックミストフィルターは、先ほど述べたように光を抑えながら拡散させるため、より落ち着いた雰囲気を作り出します。

例えば、ホワイトミストフィルターを使うと、ポートレートでは被写体の肌が柔らかく、そして明るく映し出される傾向があります。一方、ブラックミストフィルターを使うと、同じ被写体でも、シャドウ部分に少し深みが出て、全体的にクールな仕上がりになります。撮影するシーンや求める雰囲気によって使い分けると、作品の幅が広がりますね。


都内イルミネーションで撮影①:電球色の美しさを引き出す

さて、実際にブラックミストフィルターを使って、都内のイルミネーションを撮影してきました。まずは、電球色を基調としたイルミネーションのスポットです。

例えば、丸の内や表参道では、温かみのある電球色のイルミネーションが美しく並び、ロマンチックな雰囲気ですよね。ここでブラックミストフィルターを使用すると、この温かい光がさらに柔らかく拡散し、全体的に柔らかな印象になります。

撮影してみた感想ですが、電球色のイルミネーションはブラックミストフィルターとの相性が抜群でした。光の輪が控えめに広がりつつ、街の雰囲気がグッと落ち着いたトーンで表現され、見ているだけで心が癒されるような仕上がりになりました。

Sony a7c2 , Batis85

Sony a7c2 , 24mmGM

Sony a7c2 , Batis85

Sony a7c2 , Batis85


都内イルミネーションで撮影②:色とりどりの光の饗宴

次に挑戦したのは、色とりどりのイルミネーションスポットです。日比谷や新宿のように、さまざまな色が一度に楽しめる場所では、ブラックミストフィルターを使うと、どう変わるのかを試してみました。

カラフルなライトが輝くシーンでは、フィルターの効果によって各色がより豊かに、そしてふんわりと広がるように感じられました。特に青や紫の光は、通常の撮影では少し冷たく感じることが多いのですが、ブラックミストフィルターを通すことで、適度に色味が和らぎ、幻想的な印象が強まりました。

このようなシーンでは、色のコントラストが強すぎず、でもちゃんと存在感を持たせることができるので、複雑な光の演出が簡単にできるのが嬉しいですね。まさに「夜景の魔法」を感じる瞬間です。

Sony a7c2 , Batis85

Sony a7c2 , Batis85


SONYユーザーにおすすめのアイテム:REVORING Black Mist 58-77mm – 1/4

SONYの一眼ユーザーに特におすすめしたいのが「REVORING Black Mist 58-77mm – 1/4」です。これはアダプタリングとブラックミストフィルターが一体化した便利なアイテムで、フィルターサイズが合わないレンズにも簡単に装着できるのが特徴です。

例えば、SONYのαシリーズを使っている方なら、複数のレンズを持ち歩くことが多いと思いますが、このREVORINGを使えば、異なるフィルター径のレンズを簡単に切り替えて撮影することが可能です。私自身、α7Cやα7S IIを使っていて、いくつかのレンズを交換しながら撮影しましたが、フィルターの付け替えがスムーズで非常に便利でした。

1/4の濃度は、ハイライトがしっかりとディフュージョンされつつも、過剰に光がぼやけることなく、程よいバランスで表現されるので、幅広いシチュエーションに適しています。


まとめ

ブラックミストフィルターは、夜景やイルミネーションを撮影する際に、写真に独特の柔らかさと雰囲気を加える強力なツールです。ホワイトミストフィルターとの違いを理解し、シーンに合わせて使い分けることで、より自分の求める写真を撮影することができます。

特に都内のイルミネーションのような多くの光源がある場所では、その効果が最大限に発揮され、見る者を魅了する美しい作品が撮れるでしょう。また、SONYユーザーにはREVORING Black Mistのような便利なアイテムがあるので、ぜひ試してみてください。

夜景撮影がさらに楽しくなること間違いなしです!皆さんも、この冬のイルミネーション撮影にブラックミストフィルターを使ってみてはいかがでしょうか?

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