こんにちは、ksukeです!今回は「SONY ECM-M1」を実際に使ってみた感想をシェアします。YouTubeやブログで「神マイク」と称されているこのアイテム、本当にその通りなのか?インタビュー撮影や対話収録などの仕事で使った使用感をシェアします!
購入した理由
まず、このSONY ECM-M1を購入した理由は、私が仕事でインタビュー動画の撮影をしているためです。特に以下のポイントが決め手となりました。
- インタビュー動画の撮影
ワンオペや少人数での撮影が多く、カメラを複数台使うことが一般的です。出演者が早く来ることも多く、現場に着いてからすぐに撮影を開始する必要があり、セットアップに時間をかけたくないという理由が大きかったです。 - カメラセットアップを短縮
SONY一眼カメラには内蔵マイクがついていますが、入力レベルを手動で調整する必要があり、音量の歪みや小さすぎてノイズに埋もれることがありました。時間がないときにサクッとセッティングできるマイクが必要だったのです。 - コンデンサマイクの電池切れリスクを回避
従来のコンデンサマイクは電池が必要で、途中で電池が切れるリスクが常にあります。ECM-M1は電池不要の設計で、そういった不安から解放されました。 - ノイズ対策
風の強い屋外や会議室での撮影が多く、ノイズをしっかり抑えてくれるマイクが必須でした。特に風や周囲の雑音を拾わない設計は、実務で重宝するポイントです。
主な使い方
私がこのマイクを使用する主なシーンは以下の通りです。
- インタビュー動画の収録
特に会議室やオフィス内でのインタビューでは、周囲の雑音を抑えつつ、クリアな音声を収録することが重要です。 - ロケーション撮影
風の強い日や外での撮影でも、ノイズキャンセルと風防の効果でクリアな音声を収録できます。 - Vlog撮影
動きのあるVlogでも、音量の変化が激しい状況に対応してくれるため、快適に使えます。
設定
SONY ECM-M1の主な設定機能は、シンプルながら高性能です。
- 自動指向性切替
8つの指向性モードから、状況に応じて最適な収音パターンを選択できる機能です。これにより、インタビューや周囲の環境音、風の強いロケーションでも簡単に対応可能です。モードは鋭指向性、単一指向性、全指向性、後方鋭指向性、鋭指向性(前+後)、鋭指向性(前/後)セパレート、ステレオ、超鋭指向性です。状況に応じて選んでいますが、1人や2人のインタビューでは鋭指向性がしっくりきました。 - オートゲインコントロール
自動で音量を最適に調整してくれるため、手動で細かく調整する手間が省けます。特に、ワンオペや時間がない状況では非常に助かります。ライブ撮影以外はautoで使用しています。 - ローカットフィルター
低周波のノイズ(風、エアコン、交通音など)をカットするフィルター機能です。必要に応じてオン/オフが選択でき、風が強いシーンでは必須です。私は常にONにしています。 - ATT(アッテネーション)機能
0dB、10dB、20dBと、音量に応じて入力レベルを調整できます。大音量の環境でも歪みなく録音が可能です。こちらは少し注意が必要です。カメラやロケーションによりますが0dbか10dbにしておけばいいと思います。
使ってみた感想
実際に使ってみて感じたことは、以下の通りです。
- シューにしっかり固定されて安心
カメラのシューに取り付けるだけでしっかりと固定され、安心して使用できます。マイクが外れる心配もなく、撮影中も非常に安定しています。 - 微振動を吸収
撮影中のカメラの操作や動きによる微振動をしっかり吸収してくれるため、雑音がなくクリアな音声が得られます。 - カメラレンズの操作音が皆無
フォーカスやズームの際のレンズ操作音が全く気にならない点も優秀です。プロフェッショナルな仕上がりの映像が作れます。 - オートレベル機能が快適
音量が自動的に適切なレベルに調整されるため、事前のテストがほぼ不要。これにより、リハーサルなしでも高音質な音声がすぐに得られます。 - ノイズキャンセルと風防が高性能
会議室や風の強い屋外でもノイズをしっかり抑え、クリアな音声を収録できました。風の強い日は特にその効果を感じました。 - Vlogにも最適
Vlog撮影では、音量の変化が多いシーンでも問題なく対応。クリアな音を得られるので、今後さらに色々なシーンで試してみたいと思います。
結論
SONY ECM-M1は、プロフェッショナルな撮影現場から日常のVlog撮影まで幅広く対応できる「神マイク」と言える製品です。特に、ワンオペやセットアップに時間をかけられない撮影現場では、その機能のシンプルさと高性能さが際立ちます。
自動指向性やノイズキャンセル機能、オートレベル機能など、実務に最適な機能が豊富に揃っているため、映像クリエイターにとって頼れるアイテムです。
音声品質を手軽に向上させたい方、特にインタビューや外ロケでの撮影を行う方には、ぜひこのマイクをおすすめします!