こんにちは、Ksukeです!今回は、新しく購入した、SONY 14mm F1.8 GMを使っていつもの散歩道でスナップショットを撮影をしたのでシェアしたいと思います!
日頃は広角といっても18mmや24mmしか使っていなく、それ以上広い14mmの超広角レンズということで慣れが必要でしたが工夫次第で面白い写真が撮れるのではないかと思いました。
この記事では、広角の魅力や、広角レンズを使った際の構図や撮影のコツをシェアしたいと思います。作例を沢山載せましたのでぜひ最後までご覧ください!!
寄れる・ボケる!作例あり
SONY 14mm GMの大きな特徴は、広角でありながら被写体に寄れることです。最短撮影距離が約25cmなので、かなり被写体に接近して撮影できるんです。例えば、花や植物にぐっと寄って撮影すると、背景が広く映りながらも、ボケが美しく引き立つのが魅力です。
寄れても背景の情報が多い特に、背景に空や木々が広がっているシーンでは、広い景色と背景のボケが対比的に表現され、立体感のある写真に仕上がります。作例では、街路樹の花に寄りながら、背景に広がる風景を少しボカして撮影しました。これができるのは、14mm広角レンズならではの楽しさです。
広角の難しさとコツ
広角レンズは一見簡単そうに見えますが、実際に撮ってみると構図や視野のコントロールが難しいと感じることもあります。広く写る分、主題が曖昧になったり、写真全体が散漫になりがちです。特に、意図的に広さを強調しようとすると、失敗しやすいんですよね。
失敗例
あるシーンで広がりを表現しようとしても、何も特筆するものがなく、ただ広がるだけの「空間」が生まれてしまうことがあります。例えば、何もない広場を広角で撮影すると、主役がいないため、観る人がどこを見れば良いかわからない写真になってしまいがちです。
悪い例⇊
超広角レンズの活用例
逆に、狭い空間や小さなエリアを広角で捉えると、広がりとディテールを両立した面白い写真になります。例えば、小道やカフェの入り口など、狭い空間をあえて広角で撮影することで、視覚的な広がりが強調され、目を引く写真に仕上がります。広角レンズのコツは、「狭い⇔ものを広く撮る」こと。そうすると、広角のダイナミックさをうまく活かせます。
つまり、狭い⇔広い・遠い⇔近いということを上手に対比することでダイナミックかつ日常には無い視点の写真を撮る事ができるのが超広角レンズの魅力なんです。
広角レンズを使う際のコツ
1. 明るいからといって近距離でF値を下げすぎない
14mm GMはF1.8の明るさが特徴ですが、寄って撮影する際は、F値を下げすぎない方が良い場合もあります。特に近距離で撮影する場合、背景のボケが強すぎて、写真全体が不自然に見えてしまうことがあります。寄りながらも適度に背景の情報を残すため、F2.8~F4程度で撮影すると、バランスの取れた美しい写真になります。
2. 構図を工夫する
広角レンズでは、主題が中心に来るだけでは物足りない場合があります。前景と背景を組み合わせるのがコツです。例えば、手前に大きなオブジェや植物を置いて、その背後に広がる景色を一緒に写すと、視覚的に奥行きが強調されます。
また、対角線構図を意識すると、広角ならではの遠近感をより効果的に活用できます。例えば、道路や川、フェンスなど、奥行きを感じるものを対角線上に配置することで、写真全体に動きが生まれ、ダイナミックな仕上がりになります。
3. 空を広く写す
広角レンズの強みは、空を広く写せることです。例えば、散歩中に雲の広がる空を撮影したくなる時ってありますよね?その時に、空の面積を意図的に多めに取ってみてください。特に広がりのある雲や、青空と対比する形での地上の景色を入れることで、視覚的に広がりと奥行きを強調できます。
4. 他のコツ
- 広角で斜め撮りを避ける: 広角レンズは端の方で歪みが出やすいので、水平や垂直のラインをしっかり意識しましょう。建物などを撮るときに歪みが目立たないように工夫するのがポイントです。
- 低いアングルから撮影: 低い位置からのアングルで広がりを強調すると、写真に迫力が生まれます。特に風景や建物を撮影する際は、このテクニックを使ってみましょう。
まとめ
広角レンズ、特にSONY 14mm F1.8 GMのような明るく寄れるレンズは、日常のスナップ撮影に新たな視点を与えてくれます。広角で寄れるという独自の特性を活かしつつ、構図やF値の工夫をすれば、誰も知らないいつもの風景が一味違った形で映し出されるでしょう。みなさんも、超広角レンズでの散歩スナップに挑戦してみてください!